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日本人にお金の知識がない理由【お金の学校アーニングアカデミー浜本学泰 株・FXブログ】


こんにちは。

アーニングアカデミーの浜本です。

金融全般のテーマの第2回目は「日本人にお金の知識がない理由」です。

なぜ、私たち日本人は、お金の知識を持たないまま、大人になり、大人になってもお金のことを学ばないままなのでしょうか?

明確な答えは、よくわかりません。

歴史的な背景などもあるでしょうし、文化的な側面もあることと思います。

ここでは、私の推測を元に「日本人がなぜお金の知識を持っていないのか」について考えてまいりたいと存じます。

お金というものは、元々は物々交換という商取引が生まれ、盛んになった時に、物同士の交換では商取引が難しいケースが増え、より共通の価値尺度を持ったものと、運搬のしやすさ、保存がきくというニーズが台頭したことで出来上がったといわれております。

唯一、私たちが学校で習う「貨幣」の機能について、おさらいしてみましょう。

貨幣には以下の3つの機能があるといわれております。

 

①価値の尺度…品物の値段、モノの価値を示すという役割

②交換(決済)手段…支払機能としての役割

③価値貯蔵手段…お金の貯蔵手段としての役割



日本人は昔から農耕民族であり、季節に応じて食物を作ったり、道具を作ったりと、季節性のある生活スタイルを送ってきました。

私たちの生活は、まさに貨幣の3つの役割を忠実に使ってきたと言えるでしょう。

共通の価値の尺度をもって、決済手段として用い、来年の収穫の時まで富を蓄えておくということです。

日本人の生活スタイルこそ、まさに貨幣を貨幣として正しく使ってきた民族なのではないかと思います。

また、日本人はお金のことは口にしてはいけないという美徳のようなものを持っております。

自らの欲や裕福さを自慢したり、人にさらしたりすることは恥ずかしいことであると考えられてきました。

ですから、どんなに儲けていても人に言いませんし、儲け方などを口外しようものなら、「お金に汚い人」「お金にシビアな人」というレッテルを貼られてしまうことになるでしょう。

お金というものに対しての考え方は、日本においても古くからたくさんの格言や金言があります。

実は日本人はお金のことについて、知識が全くないということではないのです。

お金というものが、第1回に書かせていただいたように、「ただの印刷した紙」に変わった時、また「ただの数字の羅列」に変わった頃から、欧米のこの世の中をコントロールしている人たちの考えに沿った「貨幣経済」「金融市場」というものが作り上げられ、世の中の方が変わってしまったのです。

彼らは、自ら作った「お金に関するルール」をうまく使って、「実体がない価値」をどんどん作り上げ、人から大事なものを奪い取っていくのがとても上手なのです。

今、世界は彼らの作った金融のルールで動いております。

これらは、一般人に仕組みがわかってはいけないのです。

なぜなら、巧みに地球上の多くの人たちから、価値を吸い上げていく構造を作り上げることが出来たからです。

私たちは、「貨幣」を「貨幣らしく」正しく使ってきました。

欧米で開発された「数字だけの貨幣」によって、人為的に価値を操作するということをしてきました。

欲にまみれたお金は、マイナスの波動を持っています。

人を傷つける力を持っています。

今、私たち、日本人には、「お金本来の意味と使い方」が定着しています。

しかし、彼らの構築した「数字だけのお金の時代」のおいては、そういう状況では、「良いカモ」にされてしまうのです。

ですから、彼らの手法なり考え方を知った上で、対策を講じていかなければなりません。

まずは、お金の特性をしっかりと学ぶところから始めなくてはいけません。

日本人は、実は昔からお金を正しく使ってきました。

ここ最近になって、一部の欧米人などが、自らのためにそのエネルギーである「お金」を使い始めました。

ただ、正直で真面目なだけでは、彼らの搾取されてしまう。

そうならないためにも、私たちも彼らの手法を学び、自らを守っていかねばならないのです。

私たちは本当は金融が得意な民族のはずです。

是非とも正しいお金の使い方を身につけ、幸せに暮らし、子々孫々に至るまで安寧に暮らしていってほしいと強く願います。

 

アーニングアカデミー金沢本校
浜本学泰