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「世界情勢と金融市場は連動する」【お金の学校アーニングアカデミー浜本学泰 株・FXブログ】
こんにちは。
アーニングアカデミーの浜本です。
金融リテラシーの向上のための第8回目は、「世界情勢と金融市場は連動する」と題して、投資をする際の基本的な考え方について、お話ししてまいりたいと思います。
「投資は難しい」
「投資はたくさんの知識がないとだめ」
「投資は専門の教育を受けないとだめ」
という風な思い込みが世間では聞かれます。
しかし、投資とはそれほど難しく考える必要はなく、経済というものは、皆さんが認識している社会情勢を反映しておりますので、それと投資商品を結び付けるだけでよいのです。
あとは、社会情勢と金融市場がどう連動しているかを知れば良いだけですね。
金融市場の原理原則は大まかにいうと以下の通りです。
- お金は、成長するところに集まる。
- お金が集まると、景気が良くなる。
- 景気が良くなると、物の価値が高まる、金利は上がる。
- 物の価値が高まる時は株価や商品の価格が上昇、金利が上がると債券の価値は下落。
以上のようになっています。
ということは、日本国内や世界中を見ていて、成長しているところ、もしくは、成長しそうなところを見つければよいのです。
もちろん、情報リソースは、新聞やテレビなどのニュース程度で十分です。
成長と言っても色々とあります。産業の成長、人口の成長などなど。
基本的には、業績の成長と、人口の成長を追えば十分かと思います。
ある会社、ある産業の業績がとっても伸びている。
ある地域、ある国の人口やGDPがすごく伸びている。
人口が伸びると人々は、●●を使うようになるから、●●の消費が伸びている。
こういうことは、一般の方でも少し意識すれば理解できる情報です。
投資は、一瞬の判断で勝負が決まるものばかりではありません。
その先に、自分の大切なお金を「応援に行かせる」という意識でよいのです。
そうすると、その「伸びている環境で、自らの大切なお金も、周囲と同じように成長してくれる」ようになります。
そして、ころ合いを見て、自分の大切なお金に、帰還命令を出せばよいのです。
投資とはシンプルにいえば、こういうものです。
世界に目を向けていけば、人口が増加している地域は一目瞭然ですね?
国内に目を向ければ、業績の良い会社、人材の採用数が伸びている会社など、伸びているところは見つけられますね。
また、逆も真なりです。
衰退していくところには、前述のメカニズムの逆が働きます。
衰退の場合は、行くところまで行くと、「破たん」や「崩壊」、「倒産」という結末を迎えるものがあるので、更なる注意が必要になります。
投資の世界は難しいと思い込んでいらっしゃる方は多いのですが、おおざっぱにいえば、このような考え方を持っていれば、投資はうまくできるのです。
投資を遠い難しいものだという概念を振り払い、なじみやすいものだととらえていただけるようになると幸いです。
アーニングアカデミー金沢本校
浜本学泰