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世の中のお金の常識とは【お金の学校アーニングアカデミー浜本学泰 株・FXブログ】
アーニングアカデミーの浜本です。
今回は、「世の中のお金の常識とは」というタイトルで書かせていただきたいと思います。
小さい頃から大人になるまで、また大人になってからも、お金の教育を受けることなく時間を過ごす日本の私たち。
その生活の中で、両親や祖父母など、人生の先輩からお金についての教訓や教えをいただくことがございます。
今まではそれが「お金の常識」であり、そこから外れることをするのは「いかがわしいこと」のように言われてきました。
では、「お金の常識」とはどういうものでしょうか?
これは、人によって多少異なるかもしれませんが、大方は以下の通りかと思います。
・お金は頑張って働いて稼ぐもの
・お金はコツコツ貯めていくのが良い。
・お金を求めるのは恥ずかしい行為である。
・お金をむやみに増やそうとするとしっぺ返しが来る。
・借りたお金はきちんと返す
大体こんな感じでしょうか?
納得のできるものばかりですね?
とても正しいと思います。
しかし、多くのものがそうであるように、外部環境が変われば、常識も変わっていきます。
お金のまつわる世界も、外部環境が大きく変わりました。
一つの大きな要因は、「インターネット」です。
インターネットの普及により、私たちが金融取引をする環境が大幅に改善しました。
改善したどころか、プロとそん色なくなったのです。
私が、2008年に日本株のファンドマネージャーを辞める要因の一つに「プロとアマの格差の縮小」がありました。
昔は、プロに情報や便利なツールなどが集まり、プロが大幅に優位な環境が整っておりました。
だから、素人の人は、「下手に手を出さないほうが良い」「素人はプロの餌食にされる」という印象がありました。
それは、ある意味事実だったと思います。
しかし、インターネットの普及により、情報格差がなくなり、トレードツールも無料で高性能なものが使えるようになりました。
こうなりますと、プロとアマの環境の差はほぼなくなり、逆にプロは「運用上の制約」という制限がかかる分だけ不利になってきました。
そうなのです。
インターネットが普及した現代こそ、個人投資家の時代なのです。
今まで知識がないから、プロと呼ばれる人に運用を任せてきたのですが、その一部なり全部を自分自身で行っていける時代なのです。
もちろん、プロに委託するのもよいでしょう?
しかし、その委託している内容を知っている必要があると思います。
知らないと、自分の大切なお金が何で運用されているかがわからないということになります。
そうすると、今、自分の資産がどういう状況にあるのか?
どういうリスクがあるのかということがわからず、結果のレポートが送られてきてびっくりするというようなことになりかねません。
昔、世にカメラがあまりなかった時代、人々は写真に写されると「魂を抜かれる」と考えたというお話は有名です。
知らないということは、それほど、不思議なことを考えてしまうものです。
今では、一人1台は常にカメラ(携帯電話についている)を持ち歩く時代です。
その時代の人たちは想像もできなかった時代でしょうね。
お金の環境も大きく変わっております。
私は、金融取引を、自動車の運転にたとえることが多いです。
自動車が世の中に普及してなかった時代は、自動車に乗れる人は一部の人だけだと考えていたことでしょう。
それが、今では多くの方々が運転免許を保有し、自動車が運転できるようになっています。
これも想像しえなかった世界でしょう。
このように金融の世界の常識も変わります。
誰もが、自動車の運転ができるようになるように、金融取引を当たり前にする時代がすぐそこまで来ております。
その時代に向けて準備をしませんか?
もうお金のお話をするのが当たり前になります。
環境の変化からくる、常識の変化を感じるのも近い未来になると思います。
そろそろ皆さん、準備をしましょう。
アーニングアカデミー
浜本学泰