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株式市場の大幅下落に備えましょう【お金の学校】アーニングアカデミー浜本学泰【株・FXブログ】
皆さん、こんにちは。
アーニングアカデミーの浜本学泰です。
急遽、3月20日(火)6:00現在での株式市場への判断を書かせていただきます。
3月19日(月)のNY株式市場では、ダウ平均が-335.60ドルの24610.91(1.35%安)で引けました。
NYダウ平均のチャートを見ると、きれいな三角持ち合いのかたちになっており、今晩でその三角持ち合いが下にブレイクして確定したことになります。
これは、NY株式市場の大きな下落を示唆するチャートサインとなります。
NY株式市場の下落を受けて、日経平均CFDは、午前6:20現在、21346円(330円安、ー1.52%)を示しております。
NY市場の場中では、21,117円まで下落する局面がありました。
日経平均株価のチャートを見てみると、長い間上昇トレンドを支えてきた右肩上がりのトレンドラインが下支えしてきた一方で、2月からの下落で上値を抑えてきている右肩下がりのトレンドラインも存在していることがわかり、こちらも「三角持ち合い」の形となっております。
19日のNY株式市場の下落を受けて、20日からの日本の株式市場も下落が想定されますが、ポイントは日経平均が下値を支えている「節目」」を割り込むかどうかです。
目先の節目は、トレンドラインとの交差点21,200円程度のところで、次は2月から2回止まっている安値21,080円辺りとなります。
これらの節目を割り込むとその下の節根は、19420円くらいまでありませんので、日本の株式市場は大きな下落が想定される状況となります。
私達はこの株式市場の下落に備える必要があります。
ここでは、敢えて空売りを提案したいと思っております。
業種別相対チャートを見ると、空売り候補セクターは以下の通りとなっております。
・ガラス土石
相対チャートがずっと弱くなっている。
代表銘柄の(5201)旭硝子を売り候補とする。
・商社株
卸売セクターの相対業種チャートが弱め
原油価格、銅価格が下落していることから、( 8002) 丸紅、(8031)三井物産、(8053)住友商事が狙い目。
・銀行
銀行セクターも弱い。株式市場の下落を予見しているようだ。
一番、株式市場との感応度が高い(8316)三井住友FGを中心に、(8411)みずほFG、(8306)MUFGなどメガバンク中心に売りねらい。
・証券
株式市場の下落といえば証券株
(8604)野村ホールディングスを中心に売り狙い。
あくまでも日経平均株価が、2つの節目を割り込んでからの戦略となりますが、日本の株式市場が大きく下落する可能性が高い局面で売り狙いの有効そうな局面です。
※投資判断は、ご自身で行って下さい。本ブログは、当校で教えている株式テクニカルトレードの内容から示唆されることを書いております。最終的な投資判断は投資家御本人で行っていただくようにお願いいたします。
アーニングアカデミー
浜本学泰