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株式市場は一進一退。チャート的には売り。年度末の特殊要因で小じっかりか?【お金の学校】アーニングアカデミー浜本学泰【株・FXブログ】
みなさん、こんにちは。
アーニングアカデミーの浜本学泰です。
27日の東京株式市場は、先週までの下落を取り戻すかのように日経平均株価で551.22円高い、21317.32円(+2.65%)で引けた。
27日は3月末決算銘柄の配当権利付最終日ということもあり、個人投資家の買いや、年度末のドレッシング買いなども入ったところに、前日までの空売りポジションの買い戻しなども入り、一気に上昇幅を大きくした。
しかし、昨晩のNY株式市場は午後から再び下落し、NYダウ平均は、344.89ドル安の23,857.71ドル(-1.43%)で引けた。
Facebookの情報漏えい問題や、Uberの事故などにより自動運転技術に対する不振なども重なりハイテク銘柄を中心に売りが多く出た。
日経平均CDFは、28日(木)午前7:22現在、20890円(427円安、-2.00%)で推移している。
本日の東京株式市場も安く寄り付くことが想定される。
需給面で言えば、本日は3月末決算銘柄の権利落ち日ということもあり、NY市場の下げと伴い、当初売りが出てくるものと想定されるが、年度末のドレッシング買いは続く可能性が高いため、東京市場はそれほど崩れないものと見ている。
日経平均株価のチャートを見ると、前回の安値20800円と、移動平均線に跳ね返された格好となっており、下落相場入りする形になってきているが、年度末という特殊要因を踏まえてどう動いていくのかは予断を許さないところである。
為替相場も株式市場を見ながらの一進一退の動きとなっている。
昨晩は、ドル高の動きが明確であったが、一点、NY株式市場の売りと共にドル安の動きに転換している。
アーニングアカデミー
浜本学泰