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「金融取引はバクチなのか」【お金の学校アーニングアカデミー浜本学泰 株・FXブログ】
こんにちは。
アーニングアカデミーの浜本です。
金融リテラシー向上のための第10回目は、「金融取引は博打なのか」というタイトルで書いてまいりたいと思います。
以前より、よく株式投資の話をしたり、FXの話をしていると、
「そんな博打みたいなもの、私には関係ないよ」
「博打はやっちゃいけないって、親から言われているから」
などと言われます。
金融取引、例えば、株式投資やFX、不動産投資など、投資というものは博打なのでしょうか?
私はそうは思っておりません。
なぜなら、博打というのは、「イチかバチか」というところがあるから博打なのだと思います。
証券会社にいる時に、ある先輩が私にこう言いました。
「良いか。勉強したり研究したり経験を積むことによって、期待収益率の高まるものは博打とは言わない。」
その方は、競馬の分析をして、的中させるのが上手な方でした。
ですから、その方にとっては、「競馬も投資であり博打ではない」ということなのだそうです。
その言葉自体は、自分が競馬をやっていることを正当化するものであったと思いますが、私は、その言葉は正しいと感じていました。
研究や分析、または経験を積むことによって、期待収益率が上がるもの。つまり、勝率が高くなったり、利益幅が大きくなったりする。
それは、期待収益率を高めていくことが出来、勝率や期待されるリターンが十分に高まれば、れっきとした投資として呼んでもよいものではないかと思います。
金融取引(株式投資、FX投資、債券投資、日経平均先物オプション取引など)や不動産投資などは、まさに経験値や知識などが活きる分野ですので、完全なる「投資」と言えます。
一般的には「博打」とされている競馬や、競艇、競輪なども、実は「投資」と呼べる範疇なのではないかと思ったりします。
宝くじなどは、自分の努力などではどうしようもない世界なので、そこは、博打と呼んだら良いのかなと思います。
ということで、いろんなものの定義が変わる可能性もありますが、ことに金融取引に限定して考えたら、金融取引は博打などでは全くないということがご理解いただけるのではないでしょうか?
しかし、日本人のようにほとんど金融の知識を持たない人にとっては、これまで「投資は博打である」と感じたとしても仕方がない環境だったとも言えます
ですから、多くの人たちに「金融取引の知識」をつけていただき、「金融リテラシーを高める」ことによって、金融取引を文字通り、高い期待収益率が見込める「投資」に変貌させ、自らの役に立つ存在に変えていくことが大事なのではないでしょうか?
多くの方の人生を潤うようにする「投資」が身近なものとなりますように。
一人でも多くの方々に投資の魅力と、簡単であるということをお伝えしてまいりたいと思います。
アーニングアカデミー金沢本校
浜本学泰