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　みなさん、こんにちは。

　アーニングアカデミーの浜本です。

　さて、3月18日付けで、2017年4月中旬~5月にかけて、株式市場の下落可能性について書かせていただきました。

※3月18日の記事参照

4月以降の株式市場について【お金の学校】アーニングアカデミー浜本学泰【株・FXブログ】

　その後、株式市場は続落しております。

　その時節目として、上げておりました19400円のトレンドラインはあっさり割り込み。

　19000円付近にある雲を抜けきるかどうかが次のポイントであります。

　雲の下限は、18961円ですので、これを割り込むとチャート的には本格調整の可能性が出てまいります。

　更に直近安値が、18732円となっておりますので、これを割れてくるとなると、大きな下落可能性が高くなるようなチャートになっております。

　4月以降の決算発表による下落要因は既に述べた通りですが、3月23日の森友学園の籠池氏による国会での証言がマーケットに大きなインパクトを与える影響を考慮しなくてはいけなくなりました。

　安倍昭恵首相夫人から、「封筒に入った100万円を受け取った」と発言しました。

　これが国会での証言であるところがポイントとなります。

　既に安倍首相は、自分か昭恵夫人が寄付をしていたら辞任すると国会でお話されていらっしゃるので、安倍政権のリスクが急激に高まったことを指摘しておきたいと思います。

　事実関係を追求することは私たちにはできませんが、これまでアベノミクスという政策を背景にして上昇してきた株式相場が、安倍政権崩壊のリスクを織り込みに行く可能性を無視できません。

　3月24日未明現在、まだそのような動きにはなっておりませんが、23日の籠池氏の発言を受けて、今後安倍首相がどのような対応をするのかというところに注目が集まります。

　「疑わしければ、まずリスク回避」

という流れが、起こるならば、近々大きく下落する可能性を否定できません。

　株式市場の下落と、為替市場の円高の流れが大きく進む可能性が高いということです。

　メインシナリオは、「4月中旬からの決算発表を受けての大きな下落」ということですが、その前にも一旦の下落がある可能性が高まったということです。

　マーケット環境に注意をしながら、下落リスクに備えましょう。

　空売り派にとっては大きなチャンス到来となりました。

　ご参考になれば幸いです。

　アーニングアカデミー

　浜本学泰

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